
脳卒中(脳梗塞-脳出血)・身体障害・高次脳機能障害に特化した
就労移行支援事業所「リハス」では、医療、介護、福祉従業者向け勉強会「失語症の方の就労支援・定着支援」をオンラインで開催します。
失語をお持ちの方々にとっては、ご自分の思いをうまく言葉で伝えられない、相手の言っていることがよくわからない、という困難さを抱えながら生活しています。また、まわりで支援する方々は、どのように支援したらよいのかわからない、むずかしい、とお感じになるケースも少なくありません。

脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」では、本年(2022年)10月末までに、56名の就労を実現してきました。
リハスの訓練では「できるかどうか」「スキルがあるかないか」という視点ではなく、うまくいかないことをどう工夫して代償手段を獲得するのか、どのようにご本人の強みを生かしていくかを評価し、一緒に考えながら、ご本人の強みや特性と企業様とのマッチングを図っていきます。
その実績を踏まえ、今回は2名の方の事例を紹介いたします。
脳卒中などの病気を発症し、多様な障害を持たれた方から「働きたい・社会復帰したい」と相談を受けた時、支援する側が「難しいのではないか」と決めてしまうことなく、当事者と「一緒にチャレンジしてほしい」と、リハスは願っています。

当事者の社会復帰への思いを、支援する側が諦めたり妥協するのではなく、サービス提供の幅を広げることで、ご本人の社会復帰への支援を行う。その先に、ご本人の望む真のQOLを高める支援が実現すると、私たちは考えています。
この勉強会が、医療施設や在宅の現場でサービスを提供している方々へのロールモデルとなることを願っています。

【テーマ】
「失語症の方の就労支援・定着支援」~2名の事例紹介~
【開催概要】
日時:2022年11月25日(金)
第一部 16:00~17:00
第二部 18:30~19:30
※一部・二部ともにほとんど同一内容のため、ご都合の良い部にご参加ください。
会場:オンライン(Zoom)
内容:
◇障害福祉サービス(就労系)について
三塚 理記 (「リハス」大塚 支援員)
◇強みを生かして就労につながった40代男性 失語症の事例
大橋 綾菜 (「リハス」大塚 サービス管理責任者・理学療法士)
◇40代で失語症の後遺症を抱えた方の就労支援
林 智子 (「リハス」丸の内 センター長)
◇サービスご利用までの流れ
菅 博貴 (「リハス」金沢 センター長・理学療法士)
対象者:ケアマネジャー、相談支援専門員、医療ソーシャルワーカー、リハビリ職〈PT、OT、ST〉、看護師、医師など
【お申込み】
【11月25日開催】就労支援センター「リハス」勉強会申し込みアンケート
リハスをご利用になった方の事例も公開しております。
ご利用者様の声のページをご覧ください。
【勉強会についてのお問合せ】
「リハス」金沢
TEL: 076-225-8468
FAX: 076-225-8478
メール:r_shioura@k-qol.com