医療・介護・福祉従業者のための「高次脳機能障害・重度身体障害の方の在宅就労支援の取り組み」勉強会を開催

脳卒中(脳梗塞-脳出血)・身体障害・高次脳機能障害に特化した就労移行支援事業所「リハス」では、医療、介護、福祉従業者向け勉強会をオンラインで定期開催しております。

今回の勉強会のテーマは「高次脳機能障害・重度身体障害の方の在宅就労支援の取り組み」です。

高次脳機能障害は、けがや病気による脳の損傷により社会生活、日常生活に影響を及ぼす後天的な障害です。また「高次脳機能障害」と一括りにしてもその中には言語、認知、行為、注意の障害など多岐に渡ります。

「高次脳機能障害」をお持ちの方にとって就労は、ご本人にとっても、まわりの方にとっても、「難しいのではないか?」「働いているイメージが持てない」「本当にまた働けるの?」と考えてしまっているのではないでしょうか?

脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」では、本年(2023年)4月末までに、63名の就職を実現してきました。

リハスの訓練では「できるかどうか」「スキルがあるかないか」という視点だけに捉われず、うまくいかないことをどう工夫して代償手段を獲得するのか、どのようにご本人の強みを生かしていくかを評価し、一緒に考えながら、ご本人の強みや特性と企業様とのマッチングを図っていきます。

その実績を踏まえ、今回は3名の方の事例を紹介します。

脳卒中などの病気を発症し、多様な障害を持たれた方から「働きたい・社会復帰したい」と相談を受けた時、支援する側が「難しいのではないか」と決めてしまうことなく、当事者と「一緒にチャレンジしてほしい」と、リハスは願っています。

当事者の社会復帰への思いを、支援する側が諦めたり妥協するのではなく、サービス提供の幅を広げることで、ご本人の社会復帰への支援を行う。その先に、ご本人の望む真のQOLを高める支援が実現すると、私たちは考えています。

この勉強会が、医療施設や在宅の現場でサービスを提供している方々へのロールモデルとなることを願っています。

【テーマ】

「高次脳機能障害・重度身体障害の方の在宅就労支援の取り組み」

【開催概要】

日時:2023年5月26日(金)

   第一部 16:00~17:00

   第二部 18:30~19:30

   ※一部、二部ともにほとんど同一内容のため、ご都合の良い部にご参加ください。

会場:オンライン(Zoom)

内容:

◇障害福祉サービス(就労系)について

◇在宅での就労支援利用までの繋ぎ方と実際の支援

~ 【完全在宅Ver.】と【通所との併用Ver.】の2事例~

塩浦 良太(「リハス」金沢 支援員)

◇高次脳機能障害・重度身体障害の方の在宅勤務の取り組み

大橋 綾菜(「リハス」大塚 サービス管理責任者・理学療法士)

◇サービスご利用までの流れ

浅井 亜由美(「リハス」丸の内 支援員)

対象者:ケアマネジャー、相談支援専門員、医療ソーシャルワーカー、リハビリ職〈PT、OT、ST〉、看護師、医師など

【お申込み】

【5月26日開催】就労支援センター「リハス」オンライン勉強会申込アンケート

リハスをご利用になった方の事例も公開しております。
ご利用者様の声のページをご覧ください。

【勉強会についてのお問合せ】

「リハス」丸の内

TEL:052-253-8742

FAX:052-253-8743

メール:a_asai@k-qol.com

この記事を書いた人

リハス