ご利用者様の声|K様( 脳卒中・身体障害専門 就労支援センター リハス名古屋丸の内)

              

利用者様の声

リハスから就職された方の、事例を紹介しています。

               

interview _ vol.03


発症から約1年で就職。
リハスは羽ばたけるきっかけの場

さん(くも膜下出血・複視、嚥下障害)
2019年4月よりご利用

再就職を決めなければ!という焦りしかなかった

転職して新しい職場で働き始めて約1ヵ月経ったころ、くも膜下出血になりました。せっかく転職した会社ですが、やむを得ず退職することに決めました。

リハビリ病院に入院していた時、病院のソーシャルワーカーさんが退院後の進路として、障害者就労の支援機関に関する資料をベッドまで持ってきてくれました。
その中に、オープン準備中のリハスの広告が入っていました。

今思い出しても、あの頃の私はまだ頭がぼんやりしていて、いただいた資料をじっくり読む余裕はありませんでした。
ただ、「早く再就職を決めなきゃ!」という焦りしかなく、リハスの広告のなかに「脳卒中に特化」という文字を見つけて、「リハス」に通うことを即決しました。

リハスは、脳卒中(脳梗塞-脳出血)・身体障害・高次脳機能障害に特化した就労移行支援事業所です。
理学療法士、作業療法士と企業経験豊富な職業指導員の専門性を活かした就職・復職に必要な知識と能力を高める支援をします。そして一人ひとりにマッチしたお仕事の提案、情報提供、求人開拓を支援し、就職後の定着サポートまでの一連をトータル的に行います。

※回復期リハビリテーション病院:脳血管障害や骨折の手術などにより身体機能が低下した患者さんを対象に、集中的かつ効果的にリハビリテーションを行うことで、日常生活動作の改善、在宅復帰などをめざす専門病院です。

一歩を踏み出す勇気は、支援員さんのおかげ

リハビリ病院を退院したのが10月、12月の初めに3日間の入院治療を行いましたので、年明け1月にリハスへ見学に行き、正式に入所を決めました。

通所に関して一番の悩みは、公共交通機関を利用し、駅から徒歩10分の距離を杖で歩けるのか?という問題です。

人混みが怖く、ぶつかったらどうしよう?動けなくなるのでは?不安が膨らんでいました。
そこで、初めの1ヶ月は訪問リハビリを利用して自宅でリハビリし、その後通所リハビリに切り替えました。

通所については、ズバリ1歩の勇気です。勇気が出ないから歩けないだけ。勇気が出れば歩けるんです!
とは言っても、最初の1歩を踏み出せたのは、一緒に通所訓練をしてくれた支援員さんのおかげです。1歩が平気になれば、あとは一歩一歩の積み重ね。こんな積み重ねが増えるとで出来ることが増えていくのです。

リハスは「働く気持ち」を思い出させる、なつかしい場所

リハスに初めて通った時、「なつかしい!」「戻ってこれた」と、うれしい気持ちになりました。長い入院生活とデイサービスの利用で、「働く」ことから遠のいていたので、リハスは、「社会に戻れた」とよろこびがありました。

利用者は、ほとんどが同年代。そんな仲間に囲まれて、モチベーションが上がりました。好きだった音楽も流れて、心からリラックスできる空間でした。こんなくつろげる場所で、いろいろな訓練に取り組みました。

リハスでは、午前は個別プログラム、午後は集団プログラムの訓練を行います。

【個別プログラム】

毎日、利用者ごとに違う課題をこなしていきます。

リハスの個別プログラムは、書字練習(利き手交換)や電話応対、PC操作など業務を想定した就労訓練と、着衣動作や手すりの無いトイレを想定したトイレ動作など、ビジネスを想定した動作訓練を行います。

【集団プログラム】

みんなで講習を聞いたり、チームワークでの実践を学び、楽しく過ごすことができました。

集団訓練では日々の生活習慣や服薬管理についての防医療講座、名刺交換・就労に向けた心構えなどのビジネス講座、利用者さま同士で連携を図り社内報の作成等一つの課題を他者と協力しながら行うグループワークなどがあります。

リハスはデイサービスと雰囲気が全く違います。頑張っている仲間をみると影響を受けるし、同じ空気を感じているだけでも楽しい。「やっぱり会社に行こう!」、「社会に出て働こう」と、いう気持ちになります。

リハスでは、前に進む勇気をもらった

リハスは4月から11月まで8カ月利用しました。私が利用していた時期は、コロナ禍前でとても環境に恵まれたていたと思います。

月に一度の合同の外出訓練では、県立図書館やプラネタリウムなどに、みんなで出かけました。発症前、当たり前に出かけていた場所へ行くことによって、障害があっても健常者時代と同じように何でもできる。なんでもチャレンジしたらよいのだと、前に進む勇気を持つきっかけになりました。

※外出訓練は、現在はコロナウイルス感染対策上、実施しておりません。

健常者時代と同じように、就職活動を展開

私がくも膜下出血になったのは、転職後一ヶ月目の出来事でした。そのため就活資料は既に準備できており、それを障害者雇用向けに作り替えるだけです。

健常者時代からハローワークや派遣会社などを利用し、就活には慣れていました。リハス通所時代は、障害者求人に的を絞り自ら積極的に仕事を探しました。

リハスは、仲間と一緒に羽ばたく場所

仕事をするなんて怖い、不安、の気持ちが強いかもしれません。リハスに通う大半の利用者さんたちは、中途障害者で、急に健常者でなくなった…という喪失感を体験した方々です。だからこそ同じ目的を持つ仲間との出会いはとても励みになり、勇気に繋がっていくのだと思います。

何もできないで立ち止まっている方もおられると思います。

出来る出来ないに関係なく、理想が高い、恥ずかしいなどと思わず、「どうなりたいか?」を声に出していくところから始めてみませんか?「社長になりたい」など何でもよいと思います。相談することから初めてみる。すると周りから自然とアドバイスや意見がもらえます。

そしていろいろと体験していく中で、自分に合った仕事と出会うきっかけになります。

「最初は何をしたらいいんだろう?」と、漠然と思っていましたが、いろいろ体験していくうちに、働くイメージがだんだんと具体的になりました。

新たに羽ばたけるきっかけの場所として、「リハス」を活用されてはいかがでしょうか。